西宮渡辺 脳卒中 心臓リハビリテーション病院 形成外科 美容医療センター

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耳介形成

耳介形成

耳の変形により、髪の毛で常に耳を隠したり、耳の形が気になって好きな髪型ができない場合や、マスクや眼鏡、イヤホンがかけにくいなど、日常生活に支障が生じる場合、変形に合わせた手術を行います。

 

主な耳介変形
立ち耳 正面から見て、耳が横に広がって見え、耳が「立った」ように見える状態のことを言います。
埋没耳 耳の上の部分が側頭部の皮下に埋まりこんだ状態のことを言います。「袋耳」といわれることもあります。耳をつまんで引っ張り上げることができますが、指をはなすと元に戻ります。
副耳 生まれつき、耳の周辺から頬にかけてみられるいぼ状の皮膚隆起のことです。皮膚の隆起だけでなく、軟骨を含むことがあり、耳の軟骨と連続していることもあります。
耳瘻孔 生まれつき、耳の周囲に小さな穴が開いており、その下にはトンネル状の管があり、軟骨付近で終わっているものをいいます。何もなく経過する事もありますが、小さな穴から細菌が入って感染を繰り返すことがあります。
耳垂裂 詳細はこちらピアストラブル

 

当院の治療方法

いずれも局所麻酔の日帰り手術を行います。小児など、全身麻酔が必要な場合は適切な近隣施設をご紹介します。

日常生活に支障のある耳介変形は、健康保険の対象となります。

 

立ち耳 耳の裏の付け根あたりに切開を加え、軟骨の表面を剥離します。軟骨に縫合糸をかけて耳の形を矯正します。同時に耳の裏の皮膚を切除し縫合します。
埋没耳 埋もれている耳を引き出し、周りの筋肉や皮下組織からはがします。耳の周りの皮膚を用いて、後戻りしないように縫合します。
副耳 飛び出ている皮膚とその中にある軟骨を切除し、縫合します。
耳瘻孔 トンネル内を染色し、染色液が漏れないようにできるだけ一塊にして耳瘻孔を摘出します。感染が強い間は手術ができませんので、その時は抗生物質などを用いて、感染をコントロールしてから手術を行います。

 

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