老人性イボ(脂漏性角化症)
老人性イボ(脂漏性角化症)
症状
顔や首、腕や頭皮などの露出が多い部位にできやすいです。老人性イボはその名の通り年齢を重ねるごとに発症率があがり、80歳以上ではほぼ100%の方にできるとも言われています。ただし、老化現象の一種であるため、放置しておいても体に害を及ぼすことはありません。
原因
老人性イボはウイルス感染によるイボとは異なり、加齢による皮膚の老化現象や紫外線が原因です。
当院の治療方法
液体窒素による凍結凝固法が基本となります。イボを液体窒素によって凍結させ、低温火傷を起こすことで皮膚表面を壊死させる治療法です。イボの形や大きさなどによっては、切除または、CO2レーザー照射(保険外治療)が適応となる場合があります。
使用する機器
症例
治療内容
治療は、切除またはCO2レーザーによる除去となります(一部保険適応外)
治療は、形成外科専門医・皮膚腫瘍外科分野指導医・レーザー専門医が担当します。
費用(診察代・投薬・採血・病理検査費用は別途要)
保険治療の場合:約8,000円~
自費診療の場合:4㎜未満 1か所1,650円~(大きさにより異なります)
※CO2レーザーによるホクロ除去の場合
副作用・合併症
創部の腫脹、発赤、感染、疼痛、アレルギー、瘢痕、ケロイド、色素沈着、再発